
今日の記事では、「インデックス」ページについて特集します。
前回の「キー」ページについての記事はこちら。
目次
インデックスとは
インデックスとは、いわゆる、本の目次・索引のようなものです。バレットジャーナルにインデックスは必須です。これがあることにより、ノートに書かれた様々な内容が整理され、アクセスしたい情報を素早く見つけることができます。
インデックスの基本
ノートの初めの数ページをインデックス用とします。ページの上部に「インデックス(INDEX)」と書き、その下に各ページのタイトルとページ番号を列記していきます。
例えば、読書リストが5〜6ページにあるのなら、「読書リスト:5-6」と書きます。お絵かき練習ページが10ページと20ページにあるのなら、「お絵かき練習:10, 20」と書きます。
バレットジャーナルは、全てのページにタイトルとページ番号を付けるのがルールなので、新しくページを作るたびに、そのタイトルとページ番号をインデックスに記入していくことになります。
インデックスのレイアウト・デザイン例
■ロイヒトトゥルム1917を使っている場合
バレットジャーナリストに一番人気のノートであるロイヒトトゥルム1917には、インデックスページが最初から3ページ分用意されています。
これは私のバレットジャーナルのインデックス。ノートはロイヒトトゥルム1917です。
ロイヒトトゥルムのインデックスは、ページ番号が左側、タイトルが右側に書くような枠線になっています。でも、その枠線を無視して、タイトルが左側、ページ番号が右側になるように書いている人もいます。あるタイトルに対するページ番号がどんどん増えても大丈夫なように、という理由です。(例:「お絵かき練習:10, 20, 25, 31-35, 41,45」)
■手書きのインデックス
ロイヒトトゥルム以外のノートの、手書きで書かれたインデックスをみてみましょう。
■シンプル
左がキー、右がインデックス。
最初に全ページ番号を書いておいて、タイトルを後から書き加えているそうです。
一度書き間違ってしまったので、上から新しい紙を貼り、両端をマスキングテープでとめているそうです。
■カラーコードの利用
マンスリーはピンク、メモは黄色...etcと、同じ種類のページを色で分け、探したい情報が見つけやすいようにしているそうです。
「9月」は黄緑、「10月」はピンク、「11月」は緑、「12月」はオレンジ...と色を塗り、月が変わるページがわかりやすいようになっています。
マンスリーは青、ウィークリーは緑のマーカーを塗っているそうです。
表の右から「タイトル、ページ番号、カラーコード、備考欄」となっています。
■ページの種類によって分ける
左はコレクションとその他、右はマンスリーページに分けています。
※コレクション...同じ種類の内容を集めたページのこと。(例:読書リスト、ショッピングリスト、家計簿...etc)
左はリストやアイデア。右はスケジュール関係。
カレンデックス
インデックスとカレンダーを組み合わせ、「ある日付について詳しく書かれたページがどこにあるか」をわかりやすく表示したものをカレンデックスと言います。バレットジャーナルのユーザーであるEddyさんが考案したシステムです。
1年間のうちに、いつどんなことがあるかが俯瞰できる素晴らしいシステムです。
ノート見開き2ページを、横12ヶ月分に区切ります。縦は31日分の日付を書き、1週間ごとに区切り線を入れます。
そして、2月1日のことが93ページに詳しく書いてあるのなら、下の写真のように、カレンデックスの2月1日の場所に93と書いておきます。そうしておけば、2月1日が近づいてきた時に、93ページを開けば詳細がわかる、という使い方ができます。
色々なカレンデックスを見てみましょう。
こちらは、見開き2ページに12ヶ月だとスペースが足りなかったため、1ページを3ヶ月分にしたものだそうです。カラーコードを利用して、青は自分のこと、オレンジは夫のこと、ピンクは娘のこと、黄色は全員のこと、としています。
source
こちらのカレンデックスも、緑は誕生日、青は休日、青は個人的なこと...というようなカラーコードを利用しています。ドットは繰り返し起こるイベント(会議など)だそうです。
インデックスとカレンデックスについては、この辺でおしまい!
次回は、フューチャーログについて特集します。