
昨日の「習慣トラッカー」と同じく、バレットジャーナリストの間で人気があるのが「Gratitude Log(感謝のログ)」です。自分の身の回りに感謝する心を持つことが、人生を豊かにする...という考えが元となっています。毎日何に感謝するかを記していきます。
ノート見開き2ページに1ヶ月分の日付を記し、その横に「今日感謝すること」を書く。
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感謝すること以外に、今日幸せに感じたこと・嬉しかったこと・良いと思ったこと...を記録する人もいます。どんなに小さなことでもいいのです。書き留めておかないと、手のひらに乗せた砂のようにサラサラとこぼれ落ちていき、いつしか忘れてしまいます。幸せな気持ちを忘れてしまうなんて、もったいない!
毎日1つだけでもいいから嬉しかったことを記録する習慣をつけると、それがもたらす効果に驚くはずです。何でもない1日の中から「嬉しいこと・良いこと」を自ら探すクセがつきます。ポジティブ思考になれちゃいます。
心がズドーンと落ち込んでしまい、不安感に押しつぶされそうな日だって、この「いいことログ」があれば大丈夫。自分の身の回りにはこんなにも「いいこと」があったんだと気づけます(落ち込んでる時って、そういうのを忘れちゃう)。そして、しぼんだ心が少しずつふくらんで、気分が上がってきます。
ほら!アンパンマンも歌ってたじゃないですか!「も〜し〜自信をな〜くして〜、く〜じ〜けそうにな〜ったら〜♪い〜い〜ことだけ、い〜い〜ことだけ、お〜もいだ〜せ〜♪」(アンパンマンたいそう)
人生には悪いことも良いこともあります。大事なのは、悪いことにフォーカスするのか、良いことにフォーカスするのか。毎日幸せに生きている人は、良いことにフォーカスしている。たったそれだけ。
良いことにフォーカスするクセをつけましょう!
「いいこと」を記録するためのページレイアウトには、様々なレイアウトが提案されています。紹介します。
目次
1. わたしの幸せが詰まった瓶
自分にとっての幸せが詰まった瓶詰め。日々感じた幸せはどんな小さなことでも忘れたくないから、瓶に詰めてとっておこう。
2. わたしの心を明るく照らしてくれる太陽
身の回りの「いいこと」「嬉しいこと」「幸せなこと」1つ1つが、太陽の光になっている。この太陽を見れば、落ち込んでしまった時でも心を明るく照らしてくれる。
3. わたしの幸せが入っている箱
ページに空白がなくなるまで、「いいこと」を思いつく限り書こう!こんなにないと思っても、書き始めると意外と出てくるもの。わたしの幸せってこんなにあったんだ!って嬉しくなる。
4.わたしの幸せカレンダー
いつものマンスリーログの後ろに、この幸せカレンダーを作る。そうすれば後で見返した時に、どんな日々を過ごしていた時に、どんな幸せを感じていたかがわかる。
5. わたしが幸せな気持ちになれるリスト
「これをすればわたし幸せ!」リストを作っておく。落ち込んでしまった時は、このリストをひとつひとつ試してみる。写真の場合、1.本を読む、2.ドラマを観る、3.日記を書く、4.ロード・オブ・ザ・リングス_オンライン(ネットゲーム)で遊ぶ、5.中つ国(ロードオブザリングの世界)の地理を学ぶ...16個もあるなんてスゴイ!1からひとつずつ試していけば、絶対元気になれそう!
6. ○○のいいところ
「夫の好きなところ」。長い付き合いの中では、否定的に思ってしまう時期もある。そんな時にこそ、このページを作ってみよう。「嫌な面」ではなく「いい面」に注目するようになり、気持ちに変化が現れるはず。対象は「ヒト」に限らず「モノ」や「コト」でもいい。例えば、今の家に住み続けるべきか引っ越しすべきか悩んでいるなら「今の家の好きなところ」。今の仕事を続けるか転職すべきか悩んでいるなら「今の仕事の好きなところ」。
次の記事では、わたしの「6月いいことログ」を作ります!
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